愛あではないからココロは求めない。求め合うのは快楽だけ
2020年10月16日
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私はスキルアップのため4年勤めた会社を辞めた。
ここで話す彼とは前の職場の同期だった。
彼はその会社に残っていた彼は、たまに食事に行こうとあたしを誘い出してくれて、人間関係や職場の懐かしい話などを聞かせてくれていた。
「もう知り合って5年だね」
食事をしながらふとあたしが言った言葉に、彼はハッとしたような顔をしてこちらを見て、またパスタに視線を戻した。
いつも見せない表情に驚いた私は
「どうしたの？」
とちょっと笑って聞いてみた。
そんな私と対照的に真剣な顔で見返す彼から
「もう6年ずっと抱きたいんだ」
と予想外の言葉が飛び出した。
「いいよ、しよう」
私は頷いた。
理由なんてない、ただ気持ち良い事はしたいから断る理由なんてない。
ホテルに来てみたけど、お互い仕事の関係を6年続けてきてしまったからどこか照れくさい。
「シャワー浴びてくるね」
そんな空気に耐えられなくなった私はすぐにシャワーへ逃げた。
でも出たら、もうするしかない。
彼がシャワー浴びてる間、ベッドで待つのかソファで待つのか、処女のようなホテル初体験のような事を考えながら待っていた。
シャワーから出てきた彼はいつものスーツ姿とは違う見慣れない素肌にタオルを巻いていた。
迷わずベッドに向かった彼は、ソファにいた私に
「おいで」
と言った。
ドキン！
と強く心臓が鳴った。
ベッドに座ると丁寧にゆっくり押し倒してくれた。
「したかった」
そう言い終わるとすぐに唇に柔らかい感触が落ちてきた。
熱い舌が入ったかと思うと、すーっと首筋へ。
あぁこの人キスは短めなんだ。
と、どこか冷静に想像もしながった彼の姿に身を任せた。
いつも書類を書いていた手は私の左胸を優しく揺らしていた。
プレゼンをしていた口は私の右胸の乳首を激しく刺激していた。
「あ…」
一度声を出してしまったらもうとめられない。
ふとおっぱいから離れた感覚、
「え…」
と思った時には彼の顔がすぐ近くにあった。
「そんな声で喘ぐんだね」
そう言い終わると、私の足元へと移動した。
「もっと声出して、乱れて」
魔法の言葉のようにここから私はもう全身がじっとりと汗を纏うくらい熱くなり乱れた。
彼の舌が私の小さな突起物を刺激するたびにビクっとなった。
やめて欲しくない。
いかせてほしい。
絶頂までそう時間はかからなかった。
完全にスイッチが入った私はすぐに彼のモノが欲しくなった。
でも口でされるのが好きだと打ち上げの席で話していたのを思い出した。
私は初めて見る彼のモノに興奮した。
大きい…口にほうばってみたものの硬くて大きい。
柔らかい中性的な彼からは想像つかないモノだった。
彼が急に起き上がる。
「どうしたの？！」
と言った瞬間、今度は激しく私を押し倒した。
と、同時に全身に痺れるような気持ち良さが走った。
「そんなにしたらイッちゃうだろ。
我慢できない」
そういうと、舌を絡めた。
やっぱり短めなんだ。
と思ったのは果てたあと。
彼の動きに悶えた時間はあっという間だった。
今でもただの元同僚。
でもきっと欲しくなったらまた求め合う。
心はお互い別のパートナーぬおきながら、カラダだけを求め合うだろう。
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